モンテッソーリ事始め
こんにちは。今月末に講師のレスリー安紀子さんがモンテッソーリについて講義をすることになりました。もしご都合がつくようであれば、是非。一度に体系的に学べるチャンスです。
8月27日(日)10時~11時30分@武蔵野大学1号館204教室(東京都江東区有明3-3-3)
その紹介文の中から、今日はこちらをご紹介します。
モンテッソーリメソッドはイタールとセガンを学ぶことで始まり、教育学(先生と子供の新しい役割)、教授法(整えられた環境、科学的な教具)も完全に覆した教育方法です。
モンテッソーリメソッドを提唱したマリア・モンテッソーリはイタリア初の女性医師でした。
1907年、障害児の治療教育で一通りの成果を挙げた感覚教育法を、マリア・モンテッソーリはローマの貧困家庭の子供たちに応用する機会を得、ここにおいても知能向上で著しい結果を得、この方法をさらに追究するため、医師を辞め、ローマ大学に再入学。
再入学したローマ大学では主に哲学を学び、その後、南フランス・アヴェロンで発見された野生児の教育に着手し、彼の観察と教育を行った感覚教育の先駆者であったジャン・イタールの著書の研究を進め、知的・発達障害者教育の先駆者エドワード・セガン(en:Édouard Séguin)医師に学びました。さらに、生理学、精神医学の研究にも没頭。のちにモンテッソーリ教育と呼ばれる独自の幼児教育法を確立したのです。
●イタール:フランスの医師・ジャン・イタール
1801年と1806年の良く知られる報告書の中でイタールは、彼の多年にわたる授業と教育の試みを詳細に記録し、またそれを正当化しようとしています。有能な医師としてのイタールは、午前中に自分の担当の患者を診察し、午後遅く、聾唖学校の仕事に戻るという変則的なスケジュールを日課としていました。
●セガン:フランスの医師・エドワード・セガン
「セガンの3段階の名称練習」を創案。
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第一段階
「これは○○です。」 と物の知覚と名称を結び付けます。(記銘)
第二段階
「○○はどれですか。」「○○をください。」
繰り返し名称を聞いて結び付きを確認。(保持)
第三段階
「これは何ですか。」と物に対応する名称を答えさせる。(再生)
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マリア・モンテッソーリの写真(https://it.wikipedia.org/wiki/Maria_Montessori より)
お札になるほど、イタリアでは超有名人なマリア・モンテッソーリ。
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